クロワッサン(2021) | GONTRAN CHERRIER（ゴントランシェリエ）

ライ麦を練り込みフランスノルマンディー産の発酵バターを使用。ゴントランシェリエこだわりのスペシャリテです。

大好きだったゴントランシェリエ、日本に再上陸してくれました。思えば最後に食べたパンは2017年の7月の「キッシュ・ロレーヌ」だったので、ちょうど4年間が経過したようです。まずは定番のクロワッサンは外せないですよね。

「クロワッサン(2014)」は180円だったのですが、今回は313円とかなりの値上げとなりました。以前がコスパが良すぎたというのもありますが、グラムあたりの価格も3.1円から4.9円と約1.6倍になっています。

以前のレシピとはだいぶ違うようで、成形もスタイリッシュな感じがなくなって、普通のクロワッサンっぽくなりましたが、見た目の層の美しさは健在です。生地の層は前よりも厚く感じました。

生地を良く見るとリニューアルで追加されたライ麦の茶色のつぶつぶが入っています。バターはゴントランシェリエ氏の生まれ故郷、ノルマンディー地方のイズニーが使われています。パリパリの層を砕きながら噛み込んでいくと、中はモッチリした食感でバターの味わいが口に広がってとても美味しかったです。

以前のようなコストパフォーマンスはなくなってしまいましたが、またゴントランシェリエのクロワッサンを食べられるのが嬉しいですね。

パンレビュー