カンパーニュ | MAISON KAYSER（メゾンカイザー）

ライ麦粉、小麦粉、全粒粉を使用したパン

フランス語で「田舎パン」を意味するカンパーニュ。ライ麦14％、全粒粉10％が使われています。丸型のカンパーニュが多いですが、メゾンカイザーのカンパーニュは楕円形の成型です。

一筋入れられたクープによって、エッジがダイナミックにそそり立っていて、深い谷を作っています。断面で見ると分厚く立ち上がったエッジが良くわかります。軽くトーストするとこのエッジの部分がカリカリの食感になります。

クラストはしっかりと厚みがあって、噛みごたえがあります。そのまま食べるとしっかりした噛みごたえが楽しめて、軽くトーストするとパリパリっとした食感が楽しめます。

クラムは「バゲットモンジュ」のように派手に大きな気泡は開いていなくて、細かい気泡がたくさん入っている感じです。それでもモチモチ感がすごくあって、ふんわりしっとりです。ライ麦の独特な酸味と全粒粉の風味が豊かでとてもおいしいです。

高さ、奥行があるので、スライスすると食材を乗せるのにちょうど良い大きさになります。

ちょうど冷蔵庫にあったので、生ハムとカマンベールチーズを乗せて食べてみました。そのまま食べてパンの風味を楽しむのも最高ですが、こんな食べ方も最高においしいです。

グラムあたりの価格は「バゲットモンジュ」の1.4円/gよりも少し高い1.7円/gです。どちらもおいしいので迷ってしまいますが、小麦の風味と甘さを求めるならばバゲットモンジュ、ライ麦の酸味、風味を求めるならカンパーニュでしょうか。

2021/9/20
値上げされていたので価格を訂正しました。(+10%)
362円（税込） → 400円（税込）

パンレビュー